元々は(現)流祖、五月千王〈せんおう〉が坂東流《八代目坂東三津五郎に師事》を辞め、昭和50年に五月流を創流し千王[当時:千介]が宗家・家元の任に就いた事に起因します。
その後、昭和53年に千王の娘である千和加(現:二代目千介)が二代目を継承し、宗家を千介、家元を千和加とし二輪歯車で活動して参りました。
そして平成18年に千介が流祖千王に、千和加が宗家と家元を兼ね二代目千介を襲名し同年7月30日に国立大劇場に於いて襲名披露公演を行いました。
次いで、二代目千介の娘である五月光改め千和加を襲名していました三代目が平成25年に家元を継承し、千介は宗家のみの肩書きとなり、同年4月27日に、その襲名披露公演を二日間に及び国立大劇場にて行いました。
現在は、流祖五月千王の監修の元、二代目千介、三代目千和加の二人で五月流の運営、門弟への指導、舞台出演等、幅広く活動しております。

五月流の概要

創流:
1975年(昭和50年)
流祖:
五月 千王
宗家:
五月 千介
家元:
五月 千和加
本部:
東京都台東区池之端
稽古場数:
50ヶ所余
師弟総数:
300余名